水槽の浄化効果
   
チタングリッド
観賞魚用水槽を2つ用意し、各水槽に熱帯魚(ネオンテトラ)を入れる。
一方にPIPチタンを入れ、水質の変化を比較。
データ提供:富士技研株式会社 2003.4.30
PIPチタン入り PIPチタンなし
 約1ヶ月後
熱帯魚のフン、餌の残りなどによる水槽内の水の汚れに大きな差がでました。
実験方法
観賞魚用60L水槽を2セット用意し、各水槽に観賞魚(和金15cm〜18cm)を5匹入れる。
1つの水槽にはPIPチタン径15mmボールを130g投入し、両方の水槽ともに同じ条件で観賞魚を育てる。
観賞魚に対して問題となるアンモニア、亜硝酸、硝酸塩、CODについて測定をする。
測定方法
1日1回決められた時間に両方の水槽から測定用の水(約50cc)を採取し、ドイツDr.Lange社の多目的
水質測定装置LASA-100にて上記4種を測定する。
観賞魚水槽内でのアンモニア濃度変化の比較(PIP触媒無し・PIP触媒有りの場合)
 
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
PIP無 NH4
4.10
5.12
5.93
5.60
2.45
2.30
2.10
2.10
2.70
PIP有 NH4
0.15
0.08
0.09
0.06
0.06
0.07
0.17
0.08
0.10
観賞魚水槽中での亜硝酸塩濃度変化の比較(PIP触媒無し・PIP触媒有りの場合)
1
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
PIP無 NO2
0.49
1.05
1.62
6.36
29.60
33.10
30.00
25.00
16.90
PIP有 NO2
< 0.02
< 0.02
< 0.02
< 0.02
< 0.02
< 0.02
< 0.02
< 0.02
< 0.02
観賞魚水槽中での硝酸塩濃度変化の比較(PIP触媒無し・PIP触媒有りの場合)
1
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
PIP無 NO3        
65.6
69.6
94.0
95.2
132.0
PIP有 NO3            
194.3
189.2
220.0
観賞魚水槽中でのCOD濃度変化の比較(PIP触媒無し・PIP触媒有りの場合)
1
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
PIP無 COD
17.9
 
11.4
13.6
22.9
 
35.4
 
36.3
PIP有 COD
16.2
 
14.9
12.4
11.0
 
24.7
 
22.9
考察:測定結果よりPIPチタン触媒を投入した水槽はアンモニア、亜硝酸がともに低い状態を維持し、硝酸塩
が高くなっている。このことはPIPチタン触媒が観賞魚の排泄物の主成分であるアンモニアを亜硝酸に、亜硝
酸を硝酸塩に変える作用の促進をしているように思われる。
魚の住む環境として問題と言われるアンモニア、亜硝酸を硝酸塩に変えるためにPIP触媒が有効であること
が明らかになった。ここに硝酸塩を吸収・分解する水中植物、バクテリアの存在が有れば、更に環境は良く
なると考えます。
@ガラス水槽(20L)屋内・ヒーターなし・蛍光灯/背面浄化装置付/メダカ20匹
水槽底の小石3Kg中にPIPチタングリッド(8-5mm)150g投入、生臭い臭いが消え、病気の発生が減少。
同時に菌の発生も減少。フィルターの洗浄、水の追加のみで水の交換が不要となった。
また、メダカの働きが活発になり、食欲旺盛になった。
Aプラスチック水槽(500L)屋内・ヒーターあり(25℃)/上面浄化水槽付
熱帯魚約20cm7匹/水槽底にPIPチタングリット(8-5mm)を約5kg使用。
生臭い臭いが消え、病気の発生が減少した。藻の発生が減少しフィルターの洗浄と水の追加のみで、
水の交換の必要がなくなった。
熱帯魚の働きが活発になり、食欲旺盛になった。
使用上の注意
  自動車のダッシュボード上などの高温になる場所での使用は避けてください。
  無理にネットに力を加えないで下さい。
  ネットから取り出して使用しないで下さい。
  小児の手の届かない場所で保管して下さい。
EVA…焼却してもダイオキシンが発生しない。
    また、比重が軽く軽量で劣化しにくい。
    環境ホルモンを含まず、口に入れても安全なことから、子供の玩具などに使用されている素材です。